Kristopher Baker iOSを土台に · プロダクトシステム · AI支援ワークフロー
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shipped · 2026.06.11 · 約2分

声を追って、一行ずつ

Aoedeは本を読み上げながら、いま喋っている単語をカラオケのようにハイライトします。今週まで、くっきり系の音声モードではそのハイライトは単語ひとつだけでした。単語は見えても、その文がどこで始まってどこで終わるのかは分からないので、読み上げの速度に合わせて目で追っていると、視線がずれるたびに自分の位置を探し直すことになっていました。

いまは、どのモードでも単語の下で文全体が光ります。柔らかいバンドが文を示し、くっきりしたピルが単語を示して、その二つが一緒に動きます。このバンドは以前、ざっくりしたフォールバックのタイミング用に限定されていました。その制限を外したことで、目を預けられる安定した一行になりました。

「付いていく」のもう半分は、ページが自分で動いてくれることです。リーダーはいま、アクティブな行を画面の中央より少し上にアンカーして、声が次の行に移るたびに一行ぶん上にずらします。動きはひとつのスプリングにまとめたので、連続したスクロールがガクガクせず、ひと続きの動きに溶け込みます。バンドが常時表示になって初めて出てきたバグも二つ直しました。スペースなしのエムダッシュでつながった単語(word—word)は、描画上はひとつのトークンなのに音声では二語として読まれるので、見た目はくっつけたまま、ダッシュのところで分割するようにしました。それと、隣り合うバンドがわずかに重なっていて、半透明の塗りが重なるぶん境界がどこも濃く出ていました。各バンドを隙間のちょうど半分ぶんに収めてタイル状に敷き詰めることで、縞模様だったものが一様な薄い色になりました。