Kristopher Baker iOS · プロダクト開発 · システムとツール
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decision · 2026.07.16 · 約2分

KiFinderをソースのみで公開する理由

KiFinderは、無料でも有料でも、署名済みのアプリとしては配布しないことにしました。一番大きな理由はプライバシーです。KiFinderで扱う保育園のアルバムには、いろいろな家庭の子どもが何百枚もの写真に写っています。自分の娘を探すために、自分のMac上で顔照合を行う用途なら自分で判断できます。同じ機能をどのアルバムにも使えるアプリとして提供することには抵抗があります。

ArcFaceモデルの学習データも、一般公開するうえでの条件になります。このモデルの重みは、本人の同意なく集めた顔画像から作られ、その後取り下げられたMS-Celeb-1Mで学習されています。個人用のツールでは使えますが、このモデルを配布したくはありません。アプリとして公開するなら、まず同意を得たデータで学習したモデルを探すか、自分で学習する必要があります。Macアプリに伴う審査対応やサポートも必要です。

一方で、ほかのエンジニアが実装を確認できる形にはしたいと考えています。アプリを配布する代わりに、ソースコードをGPLv3で公開する予定です。公開後は、ほかの人が読んだり、自分でビルドしたりでき、派生したコードもオープンなままにする形です。