Kristopher Baker iOSを土台に · プロダクトシステム · AI支援ワークフロー
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shipped · 2026.06.07 · 約2分

タイポグラフィがインターフェースだ

あるとき、Aoedeはプロトタイプらしく見えるのをやめました。読書アプリにとって、それはたいていのソフトウェア以上に大事です。ここでは書体とハイライトは、製品を取り巻く飾りではないからです。それ自体が製品なのです。タイポグラフィは装飾ではなく、インターフェースそのものです。

そこでAoedeは、システムにあるものを借りる代わりに、自前の読書用書体を積むようになりました。本文には、長い読書のために描かれたLiterata。タイトルと見出しには、コントラストの高いディスプレイ用セリフのFraunces。きちんとした読書テーマ(紙、セピア、夜、ハイコントラスト)があり、のっぺりした塗りの代わりに、文字の下に温かみのある紙のテクスチャを敷いています。単語ハイライトは、アクティブな単語へ滑っていく柔らかなピル。タイミングが推定にすぎないときは、より穏やかな文単位のバンドへとほどけます。再生コントロールは、Liquid Glassのバーとしてページの上に浮かびます。まさにあの素材が想定している類いの面で、ページ自体はマットなまま控えめにしています。

アイコンも同じ発想に従います。横に倒した竪琴(リラ)。その弦が文字の行に読めて、一本の行がアンバーのハイライトで灯っている。声のミューズ、Aoedeへの目配せであり、このアプリ全体が拠って立つ唯一のインタラクションへの目配せです。